2021-05-29 07:00 am by 須坂新聞
須坂市は25日、国交省千曲川河川事務所(長野・中野出張所)と合同で千曲川右岸や鮎川左岸の市内重要水防箇所を調査した。県須坂建設事務所や須坂署、市消防団、豊洲・日野・井上地域13区役員ら約50人が参加。相之島排水機場や八木沢川樋門、市・国の水防倉庫(市の相之島・村山・福島・中島水防倉庫と国の村山緊急資材庫)を点検した。
河川事務所は「令和9年度までの信濃川水系緊急治水対策プロジェクトの期間中は、令和元年規模の台風による水害が発生する危険性が高い。河川改修しながらの地域水防活動となるのでご理解を」と述べた。
堤防決壊直前に起きる現象として「越流が土堤堤防で発生した時には水防活動はできないので退避を」。漏水では「(住宅側に)濁った水が大量噴出する場合は決壊の恐れがあるので退避を」。堤防侵食が進んだ時は「大変危ないので水防団を率いる団長は、状況を踏まえつつ安全確保に努めて」と強調した。
また「命を懸けた水防活動はないので最善を尽くすところまでをお願いしたい。活動時はライフジャケットの着用を」と促した。
市と国の合同巡視は出水期前に関係機関が連絡を密にして水防対策に当たるための重要水防箇所点検。地元区の役員も実際に倉庫内の資器材を確認した。
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