【県教委】高校再編で住民説明会〜地域に必要な学校を

2021-07-17 09:18 am by 須坂新聞

学校・教育 icon 県立高校の第2期再編に向け、県教育委員会は13日、「再編・整備計画2次案」について追加の住民説明会を須坂市生涯学習センターで開いた。2次案には旧第2通学区(須坂市・小布施町・高山村・中野市・山ノ内町)の須坂東と須坂創成、中野立志館と中野西をそれぞれ再編統合する計画が盛り込まれている。参加者からは「地域に必要とされる学校を」「市民の声が反映されるように」などと求める声があった。2回の説明会に計約10人が参加した。
 県教委が3月に策定した2次案では、須坂東と須坂創成を普通科併設の総合技術高校に、中野立志館と中野西を総合学科高校に再編統合する計画が示されている。
 県教委は、激変する社会や少子化が進む中、高校改革では「新たな学びの推進」と「新たな高校づくり」を一体的に取り組みたい考え。「新たな社会を創造する力を育むための改革を目指していく」と説明した。
 須坂東と須坂創成を再編統合した場合の「須坂新校(仮称)」は、農・工・商の3学科が連携、教科横断的な学びを実践している「総合技術高校(創成)」に、地域課題を探究したりするような「新たな普通科」を加えた学校という。
 須坂東の学びを継承する新たな普通科のイメージとして、「地域社会が抱える課題の解決に向けた学びに重点的に取り組む学科」を例に挙げた。
 地方のまちづくりと地域の活性化の観点で学校の重要性を主張した参加者は「(旧第2で)二つ高校を減らすのはいかがなものか。長野市一極集中ではなく、他の地域も活性化するように進めてほしい」。別の参加者は「どういう教育、学校を地域に残し、つくっていくのか。地域に必要とされる学校にしてほしい」と要望した。
 他にも「この地域の特色を生かし、(生徒に)選んでもらえる高校ができるならいい」「成功例だけでなく失敗例も含めた研究も必要ではないか」「もっと意見を聞く機会を設けてほしい」といった意見があった。
 県教委によると、須坂市で開いた5月と7月の住民説明会(3日間で計5回)には、約90人が参加した。
 今後は、住民説明会などで出た意見を踏まえ、早ければ9月の県教委定例会で再編・整備計画2次を確定。その後、再編対象校がある地域ごとに「新校再編実施計画懇話会」を設置し、新校の基本的な内容について意見交換を進めていく。

2021-07-17 09:18 am by 須坂新聞 - 0 コメント



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