2021-11-06 07:00 am by 須坂新聞
須坂市北横町の桜木町通りで先月31日、「蚤(のみ)の市」が開かれた。ハロウィーンの仮装をした親子連れなどが楽しそうに行き交った。ツツミベース(旧つつみ洋品店)を拠点に、地域おこし協力隊が主催するイベントで、4回目。
商店街のチョコレート店や和菓子店などを訪れた子どもたちは、「トリックオアトリート」と、ハロウィーンでお菓子をもらうための合言葉をゆっくり発音。引き換えのスナック菓子やチョコレートをうれしそうに受け取った。クラフトやアロマ、花飾りなどのワークショップを楽しむ家族連れも多かった。
昨年12月が初回。今年5月はこどもの日、7月は夏休み、今回はハロウィーンに合わせた。桜木町商盛会が協賛。市観光協会、市商工会議所などが運営を手伝った。ご当地ヒーロー「我竜神スザカイザー」も姿を見せ、来場者とふれあった。
5歳の息子・日向仁(ひなと)ちゃんと訪れた藤沢仁美さん(35、須坂市高橋町)は「車だと通り過ぎてしまう場所も、こうしたイベントがあると来てみたくなります。買い物もできて楽しい」。コモリ餅店の島田昌明さんは「地元の力を合わせて盛り上げたい。限定のコラボ商品を考えたりするのは大変だが、やりがいがある」と話していた。
地域おこし協力隊の鎌倉美恵子さんは「親子で楽しめる場を作りたい。長く続けていくために、無理のない規模と内容、コストをかけず少人数でできることを意識している。桜木町通りの長くない距離もちょうどいい」。
次回はクリスマスシーズンの12月12日に開催予定。
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