2021-11-13 07:00 am by 須坂新聞
須坂市消防本部は10日、今年度須坂市が導入し、須坂市消防署に配備する「屈折はしご付き消防自動車」の安全祈願式を同本部前庭で行った。
今まで活躍してきたはしご付き消防自動車が製造から27年が経過して老朽化が進み、部品の迅速な調達も困難なことから、更新整備した。
屈折はしご車は初の導入で、北信でも初。はしごは最長25mまで伸び、「3段伸縮」と「1屈折」の組み合わせで電柱・電線など高所の障害物への対処、低中層階の救助などに威力を発揮する。
また、はしご先端のバスケット部には意識をなくした要救助者を寝かせた状態で救助活動ができるストレッチャーを装備したほか、各所に最新式の機材を備えている。
安全祈願式で三木正夫市長は「この車両があることで地域の消防力が高まり、住民にとっても心強いものになる」、飯塚俊樹消防長は「一番の特徴は先端部分が折れ曲がることで障害物が回避でき、有効かつ迅速な活動が可能になること。今後取り扱い訓練を重ね、住民の生命・財産を守っていきたい」とあいさつ。神事や車両点検なども行った。
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