2021-11-27 07:00 am by 須坂新聞
須坂青年会議所(JC)はこのほど、子どもたちに須坂市で働く人と仕事の魅力と共に、進路の価値観を深め広げてほしいと、市内で働く29人の職業観などをまとめた冊子「SUZAKA―ZINE(須坂人)」を製作した。同会議所は18日、相森中学校を訪れ、全1年生92人に冊子を贈呈。今後、市内4中学校の全1年生に贈る予定だ。
冊子では花火師や美容師、保育士、刺しゅう絵作家、料理人など多種多様な職業人が▽その仕事を選んだきっかけ▽仕事の内容、やりがい▽須坂で働く思い▽今後の夢や目標―について語っている。
また、▽未来の須坂の町並み▽外から見た須坂の人とまち▽女性の人生と仕事▽継ぐということ―をテーマにしたトークセッションも掲載。全カラー写真入りでA5判、28ページ。
相森中での贈呈式で同会議所副理事長の宮澤智史さん(米持町)は「須坂市には地域のために活躍している面白い大人がたくさんいる。冊子を通して、須坂で働く魅力や可能性を感じてほしい」。冊子作りを中心的に担った玉井佳(けい)さん(長野市若穂保科)は「13歳は将来の夢や目標を考える時。そのヒントが見つかればうれしい」と呼び掛けた。
寄贈を受けて、1年生の池田悠杏(ゆず)さんは「私たちは地域で働く人のことを学ぶ機会が少ないので、冊子をよく読んで地元で働く良さを学びたい」と感謝していた。
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