2021-11-27 07:00 am by 須坂新聞
須坂高校と台湾の羅東(らとう)高校は17日、姉妹校になって2年になるのを記念し、オンラインによる式典を両校で開いた。生徒同士が画面を通してメッセージを送り合うなどしながら、姉妹校締結2周年を祝った。
須坂高は2018年度に修学旅行先を台湾に変更。当時の2年生が羅東高を訪れたことを機に両校の交流が始まった。互いに修学旅行で訪問し合い、一緒に授業を受けたり、部活動や双方の国の文化を体験するなどしてきたが、さらに連携を深め、多様な価値観を学び合おうと、19年11月に羅東高で姉妹校の協定を結んだ。
本来なら修学旅行で台湾を訪れた際に現地で記念式典や交流活動を行う予定だったが、新型コロナの影響で2年連続オンラインでの開催となった。
式典では双方の校長や代表生徒があいさつ。互いの学校に向けた応援メッセージなどを収めた動画を紹介し合った。羅東高の生徒はパイナップルケーキ作りの体験レポートや民族楽器の演奏などを動画で流し、「台湾の文化を知ってほしい。コロナに負けないで一緒に頑張りましょう」などと呼びかけた。
一方、須坂高はりんどう祭やクラスマッチなど1年間の活動を紹介する動画や吹奏楽部の演奏を映像で流し、書道部がパフォーマンスを行った。
生徒代表であいさつをした須坂高生徒会長の廣瀬ダニエル君(2年、須坂市南横町)は台湾の代表生徒が日本語であいさつをしてくれたことに触れ、「日本語をいっぱい練習してきたことが感じられて、胸がいっぱいになった。本来は修学旅行で台湾に行って交流したかったが、オンラインで会えたのでうれしかった。早くコロナが収まって直接会えればいい」と話していた。
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