須坂みそラーメン試食調査〜須坂市動物園で来園者に300食

2021-12-18 10:38 am by 須坂新聞

お知らせ icon 市と市観光協会は、本年度の観光庁モデル事業「地域の観光の磨き上げを通じた域内連携促進に向けた実証事業」に採択され、2種類の「みそラーメン」を開発中だ。11、12日、市動物園南園で味の評価などを尋ねるために来園者に試食アンケートを依頼した。両日共に150食を提供した。長野こまち(清野博貴社長)が11月25日付で発刊した『信州らーめん2022 信州ラーメンオフィシャルBOOK』には、今回の取り組みが紹介されている。
 開発の柱は、野菜や大豆ミートなど植物素材を使った「ヴィーガンみそラーメン」。ヴィーガン(ビーガン、VEGAN)とは、動物由来の食材を口にしない人のことで、アフターコロナを見据えた訪日外国人を意識してメニュー開発を進めている。みそは須坂市産を使っている。
 もう一方は、「須坂みそラーメン」。須坂市産みそを使い、参加店が具材など特長を生かした独自の一杯を提供するためのベースとなるものをアンケートによって固めていこうとする取り組み。
 次回は1月14、15日に須坂駅前(イオン前)で各150食の試食調査を予定している。
 11日の試食品の具材は、コーン、もやし、ひき肉。12日はひき肉に代え、大豆ミートを使った。
 11日に来園した長野市の女性は7歳、4歳児と試食した。「母の実家が須坂だが来園は初。みそのまち須坂は知っている。みその細麺はあまりないので食べられてよかった」。
 何度も来園する中野市の男性は3歳、1歳児と。「スープに麺がからんでおいしい」と取材に答えた。
 本藤浩史(ひろふみ)観光協会会長は15日の取材に「みそすき丼の次の名物をと考え、子供から年配者まで食べやすいご当地ラーメンを普及したい。みそのまち、みそ蔵のあるまちの特色を生かしてまちなかに観光客を呼び込むため『食』を大事に育てたい」と話す。
 『信州らーめん2022 信州ラーメンオフィシャルBOOK』(定価980円=税込み=)は店主が自慢のラーメンを解説する信州ラーメンガイドの決定版。245杯の中には須坂市、小布施町の3店も含まれている。書店やコンビニ、スーパー、ネットストア等で販売中。

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