2022-04-02 07:00 am by 須坂新聞
プロ野球独立リーグ・ルートインBCリーグの信濃グランセローズに所属する吉原快投手(須坂市米持町)が2年目のシーズンに向け、順調な調整を続けている。先ごろ、長野オリンピックスタジアムで行われた「第1回県知事杯争奪プロ・アマドリームトーナメント」では、1回戦の信越硬式野球クラブ戦でリリーフ登板し、チームの優勝に貢献した。
1年目の昨季は中継ぎとしてチームトップの35試合に登板し、防御率1.71と好成績を残した。それでも「1年間プレーして全体的にレベルアップが必要だと感じた」と吉原投手。オフシーズンは球速アップとコントロールに重きを置いて練習に取り組んだという。
信越戦は同点の8回から登板し、1回2/3を投げて無失点。8回は無死二、三塁とピンチの場面での緊急登板だったが無失点に切り抜け、チームの危機を救った。決勝戦での登板はなかったが、チームは松本大を相手に17―2と大勝し、優勝を飾った。
大会でバッテリーを組んだ田島光祐選手は「(捕手として)受けていても緩急をかなり感じる。打者なら余計に感じていると思う」と左腕の強みを語る。カーブやスライダーなどを有効的に使い、緩急をつけた投球で今季もチームのブルペンを支える。
シーズンに向けて吉原投手は「どんな場面でも自分のピッチングで、ランナーを背負っても粘り強く投げ抜きたい。1試合でも多く登板して、チームの勝利に貢献したい」と話している。
BCリーグは9日に開幕。信濃は長野オリンピックスタジアムで新潟アルビレックスBCと対戦する。
2022-04-02 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
Tweet© 須坂市公認ポータルサイト・いけいけすざか. ALL Rights Reserved. Privacy Policy