2022-08-27 07:00 am by 須坂新聞
過去最長記録を大幅に更新中の「須坂市内建物火災ゼロ日」が8月22日で節目の300日を達成、さらに「ゼロ」を続けている。
昨年10月26日を起点に記録がスタート、今年5月27日で過去最長だった212日(11年10月27日〜12年3月27日)を更新した。
この時点で、須坂市消防本部で火災を取り扱う予防課では、まずゼロ日300日、次に350日、さらに上積みしていくことを目標に、建物火災に限らず全ての火災を起こさないための活動を改めて実践してきた。
須高地区全体の火災も22日現在7件、前年同日(20件)の半分以下にとどまっており、予防課の手塚寿彦課長は「発生の減少や記録更新は市民の皆さんの意識が高いことが一番で、消防団の皆さんも大きな役割を果たしている。地域が一体となった活動が実を結んでいる」と分析する。
なお、今年の7件は須坂市で3件、小布施町で2件、高山村で2件発生。死者はなく、1人(小布施町)が負傷している。種類別では建物火災(高山村)1件、その他(下草火災など)6件。
一方で、須高地区の火災を振り返ると、2013年3月18日に1日として最多の5件、2018年3月24日〜30日には7日間連続で発生したこともある。
手塚課長は「火災の発生が減少している現状や300日達成に浮かれることなく、今後も気を引き締めてパトロールや広報・啓発など地道に活動していきたい。地域の安全安心のために、皆さんのご協力をお願いします」と呼び掛けている。
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