2022-09-03 07:00 am by 須坂新聞
果樹王国・須高では秋の味覚の本格的なシーズンがいよいよ始まる。8月28日、JAながの須高ブロック管内の4カ所全てのブドウセンターで露地ブドウが初出荷された。今年は天候にも恵まれ、質・量ともに順調に推移、全国に須高のおいしいブドウが届けられる。一方で、近年はシャインマスカットやナガノパープルなど高級品種の盗難被害も発生。須坂市は関係機関と連携し、夜間パトロールで警戒を強めている。
須高ブロックでは現在、須坂生まれのナガノパープルと共に、有核・無核の巨峰が関東や中京、関西方面などへ向けて出荷されている。初日に約300ケース(1ケース5kg)、取材した31日には約500ケース(同)が出荷された。今後はシャインマスカット、ピオーネ、クイーンニーナなどの品種が続く。出荷は9月中旬から下旬にかけてピークを迎え、10月下旬まで。
本年度、JAながのではブドウ全体で前年比8%増の100万ケース、須高ブロックではそのうち56万ケースを見込んでいる。
須高ブロック営農センターの山口大成さんは「今年は7、8月に高温や大雨に見舞われたが、甘み・房形・肥大いずれも良好に仕上がっている。皆さんにおいしいブドウを届けたい」と話している。
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