2022-09-10 07:00 am by 須坂新聞
JAながの須高ブロックと須坂市は3日、東京青果市場(東京都大田区)でナガノパープルに特化したトップセールスを行った。コロナ感染拡大防止の影響で3年ぶりの開催となった。品評会では4kg30万円の出品作が出るなど反響が大きかった。
ナガノパープルは2004年に品種登録された県オリジナル品種で須高地区が全国のトップシェアを誇る。須高ブロックではさらなる知名度の向上、ブランド化と共に生産者の栽培意欲の向上に取り組んでおり、トップセールスはその一環として実施した。
品評会は県長野農業農村支援センターや市場関係者らが事前に糖度や房形、着色、粒ぞろいなどを基準に審査。当日は26点が競りに掛けられ、次々と高値が付けられた。
開会のあいさつで、三木正夫市長は「本日は須坂市、小布施町、高山村の代表としてお伺いした。皆さんの協力が生産者、若き後継者の励みになる。シャインマスカット、クイーンルージュと合わせた3姉妹ともどもにPRよろしくお願いします」と強調した。
牧良一JAながの副組合長は「ナガノパープルはおいしさ抜群だが知名度はまだ低い。市場の皆様に引き続き協力いただき、認知度をさらに高めて、全国の消費者においしさを届けていきたい」とPRした。
JAながの須高ブロックでは「今年は、8月下旬からの雨などにより裂果も一部見られたが、農家の皆さんの努力のおかげで、おいしく仕上げていただいた」と話している。
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