2022-09-10 07:00 am by 須坂新聞
須坂市動物園は開園60周年企画として絶滅危惧種ニホンイヌワシの新獣舎建設を計画、資金調達のためのクラウドファンディングを2日から開始した。募集額は獣舎の建設費用などで3千万円。
同園では全国11動物園と連携、ニホンイヌワシの保全に取り組んでいる。現在、オスの風輝(ふうき)とメスの小楢(こなら)を飼育。2羽のペアは2019年から毎年卵を産んでいるがかえっていない。繁殖が期待されるが、現状の獣舎は生まれてくるひな鳥が成育できる状態ではないため、新獣舎の建設プロジェクトが立ち上がった。正面口入って右側約40平方メートルの獣舎を予定する。
資金はトラストバンク(本社東京都、川村憲一代表)が提供するクラウドファンディング型でふるさと納税を呼び掛ける仕組み「ガバメントクラウドファンディング」で募る。 募集期間は11月30日まで。使い道は獣舎建設費が1,500万、その他プロジェクト関係費、支援者への返礼品となっている。問い合わせは臥竜公園管理事務所(須坂市動物園)☎026-245-1770。
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