2022-10-17 08:27 am by 須坂新聞
伝統の校風「熱・意気・ガリ」を次世代へ―。来年2023(令和5)年に創立100周年を迎える須坂高校で8日、「プレ100周年祭」が行われた。新型コロナの影響などで来場は在校生と一部関係者に限定したが、生徒が主体となり、同校の歴史を振り返る展示やフリーステージ、地元の企業や菓子店の商品販売などを企画。節目の年に向かって、学校と地域が一体となって盛り上がった。
校内では生徒が校章付きどら焼きや文化祭でも好評だった「りゅうたんドーナツ」など地元菓子店とコラボしたオリジナル商品などを販売。文化部の発表やフリーステージもあり、同校の歴史を振り返る展示には在校生や多くの関係者が足を止めた。同窓会主催のフリートークでは卒業生が在校生を激励するなど、1年後に向けて大きな弾みとなった。
イベントは、来年度最上級生になる現2年生で組織する「100周年生徒特別実行委員会」が企画。
同委員会の駒村太一委員長と徳竹創來(そら)副委員長は「地域の皆さんや卒業生への告知・宣伝などに課題を感じた。次の世代につながる100周年に向けて頑張りたい」。「節目の年に向けて、生徒主体でできることを考えた。学校の歴史をつないでくれた先輩たちの思いを引き継いでいきたい」と、伝統の「臥龍魂」を継承する意気込みを示した。
また、前生徒会長の廣瀬ダニエルさん(3年)は「一緒に過ごしてきた私たちの世代の思いや情熱も引き継いでほしい。今回の収穫や課題を生かして、来年の本番も頑張ってほしい」と後輩たちにエールを送った。
同校では来年9月30日(当初の10月7日から変更)に100周年記念式典を開催する予定となっている。
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