2022-10-22 07:00 am by 須坂新聞
14歳(中学2年)以下の卓球の全国大会「JOCジュニアオリンピックカップ2022年全日本卓球選手権大会(カデットの部)」は28日から奈良県で開かれる。田尻真娃紗さん(若穂ジュニア=若穂中2)、古屋美桜さん(相森中1)、亀田葵大君(長野ラージヒルズ=墨坂中1)、田村悠道君(若穂ジュニア=若穂中1)の4人が県代表として、全国の舞台に挑む。
田尻さんと古屋さんは女子ダブルスで8月の県予選を制覇。同大会のダブルスは同一都道府県で年齢を満たしていれば誰とでも組むことができるため、「地域も近くて戦術もマッチしていた」と田尻さんから古屋さんを誘ったという。
大会前に2人での練習はほとんどなかったというが「不安はなかったし、楽しみが勝っていた」と口をそろえる。「コミュニケーションを心掛け、話し合いも多くした」(田尻さん)と、試合を重ねるごとに連携を深め、全国大会の出場権をつかんだ。
即席でのペアだが互いに「後輩とは思えないほどたくましい」(田尻さん)、「安定感のある選手で、先輩としても尊敬できて優しい」(古屋さん)と認め合っている。
田尻さんは「カデットの部に出場できるのは最後なので、優勝を目指して自分らしくプレーしたい」。古屋さんは「練習してきた成果を出して、ひとつでも多く勝ちたい」とそれぞれ意気込みを語った。田尻さんは14歳以下の部、古屋さんは13歳以下の部の女子シングルスにも出場する。
男子では亀田君、田村君が13歳以下のシングルスに出場する。2人はダブルスを組み、県予選に挑んだが準決勝で敗れ、あと一歩及ばなかった。「シングルスでリベンジを」と互いに鼓舞し合い、翌月行われたシングルスの県予選で田村君が優勝、亀田君は3位に入り、そろって全国の切符を手にした。
「ダブルスで悔しい思いをした。目標は全国のトップ。ここで負けられないと思った」と田村君。「ベスト16以上を目指して、全国でも結果を残したい」と上位進出を狙う。
亀田君は「出場するだけで満足せず、さらに上を目指したい」と気を引き締める。「県では判断ミスで落とす試合もあった。ミスを減らして全国でも勝ちたい」と意気込む。
2022-10-22 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
Tweet© 須坂市公認ポータルサイト・いけいけすざか. ALL Rights Reserved. Privacy Policy