【須坂市】湯っ蔵んど支援で債権放棄へ

2022-11-19 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂市は22日開会の市議会12月定例会に、日帰り温泉施設の市ふれあい健康センター「湯っ蔵んど」(仁礼町)の指定管理者が市に支払う施設維持協力金と均等割納付金計1,114万円の債権を放棄する議案を提出する。長引く新型コロナウイルスの影響下で経営が悪化し、納付のめどが立たないことが理由。本年度一般会計補正予算案には温泉利用料の減収による赤字補填(ほてん)の支援金も計上し、支援する方針だ。15日の定例記者会見で説明した。
 放棄する債権は、2020年度と21年度の施設維持協力金計994万円と、21年度の均等割納付金120万円。このうち施設維持協力金は、14年度に約1億4,000万円で導入したヒートポンプに関するもの。国の補助金を差し引いて市が負担した約7,600万円を、16年度から指定管理者が分割で支払ってきたが、20年度から滞っていた。
 市によると、市が指定管理者に委託している温泉事業については、決算ベースで21年度収入がコロナ禍前の19年度に比べて約30%減少。19年度以前は、宴会場や食堂などの自主事業の黒字で温泉事業の赤字を補ってきたが、コロナ禍で宴会場などの利用が激減していたという。
 補正予算案には、21年度の温泉事業の赤字を補うための支援金として、3,223万8,000円を盛り込んだ。
 三木正夫市長は記者会見で、指定管理者から支援要請があったとし、「今回は緊急避難的な支援」と説明。一方、施設の今後については「市民の意見を聞きながらやっていくことが大切。必要性と財政負担を比較考慮しなければならない。議会と相談しながら検討していく必要がある」と述べた。
 湯っ蔵んどは現在、日本レクシー(長野市)とJBN(同)でつくる「蔵のさと温泉共同企業体」が指定管理している。

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