【桐の里杯新人軟式野球】日野が初優勝、日滝が準V

2022-12-10 07:00 am by 須坂新聞

スポーツ icon 第12回桐の里杯学童新人軟式野球大会はこのほど、須坂市野球場などで行われた。どちらが勝っても初優勝となる須高同士の決勝で前回銀メダルの日野少年軟式野球クラブが11―5で日滝モンキーズを破り、金メダルに輝いた。高山村少年野球クラブは3位決定戦でオール山ノ内に5―9で敗れ4位だった。
 北信の新チーム(小学5年以下)13チームが予選リーグや決勝トーナメントで優勝を争った。
 日野は予選で平野オリオンズ(中野市)を11―1、延徳日野ライオンズ(同)を17―3で撃破。準決勝の高山は初回に適時打やスクイズなどで4点を挙げると、三回に犠飛と暴投で1点差に迫られたが、4―3で逃げ切った。
 日滝は飯山小ファルコンズを11―2、屋代スポ少を7―1で予選を突破。準決勝の山ノ内は初回に適時打などで2点を先制すると、敵失などで二回と最終回(五回)に加点。勝山投手が相手打線を散発3安打に抑え、5―0で完封勝ちした。
 シーソーゲームとなった決勝は、初回に1点を先制された日野が4連続長短打などで4―1と逆転。二回に日滝が右線3点ランニング本塁打などで4―5としたが、その裏に日野が左線3点ランニング本塁打で7―5と再び逆転に成功すると、三回に敵失などで4点を加え突き放した。
 日野の市川徳玖主将(豊丘小5年)は「みんなの打撃が好調だったことが勝因。一つ一つのアウトもしっかり取れた。来年もチーム一丸となって、多くのメダルを取りたい」。北城和久監督は「これまで控えだった選手たちの活躍がチームに勢いをつけてくれた。選手たちの最高の笑顔が再び見られるよう、来季に向けて準備していきたい」と話した。
 日滝の太田愛琉主将(小山小5年)は「うれしさより悔しい気持ちの方が大きい。冬の練習を頑張って、もっと強いチームになり、来年は各大会で優勝を目指したい」。町田大陸監督は「うれしさ悔しさ、どちらも味わった新チームの船出として価値のある大会になった。来春に向けて冬のトレーニングから選手たちと一緒に頑張りたい」と話した。
 〔日野少年軟式野球クラブ〕▽選手 市川徳玖(主)=豊丘5 北城蓮汰 中島輝 寺島悠馬 金山雅晴 小林勇吹 齊藤杜季=日野5 宮澤輝 鈴木大雅=日野4 黒岩春琉 中島瑛心 小布施翔真 齊藤力 原壮真=日野3 小布施大翔=日野1▽監督 北城和久▽コーチ 市川秀和 齊藤勇太
 〔日滝モンキーズ〕▽選手 太田愛琉(主) 山岸凌空=小山5 勝山煌大 大峡佑斗 佐藤彗七 町田咲仁=日滝5 黒岩和真 麻場洸希 越映斗=日滝4 宮崎光聖 高木大葵=小山4 中條陽翔 松本直樹 松本光明=小山3 業田淳人 宮崎陽聖 牧隼平=小山2 池田惺矢=日滝2 町田旺介=日滝1 青木莉玖=旭ケ丘1▽監督 町田大陸▽コーチ 山岸淳 山本晴良 麻場正太

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