2022-12-10 07:00 am by 須坂新聞
10月4日付で一般社団法人化した「信州須坂観光協会」(会員137事業所)の設立総会が1日、シルキーホールで開かれ、新たな組織として本格スタートした。
当日は約30人が出席して、任意団体「須坂市観光協会」の解散総会、引き続き、同法人の設立総会を行った。
近年の観光は名所・景勝地を見学する「従来型」に加え、地域の体験や食、住民との交流を楽しむ「体験型」が脚光を浴びており、自然・文化・産業・人材など総合的な地域資源を生かした観光事業が重要視されている。
このような情勢の変化の対応には社会的な信用度を高め、機動的な事業展開が求められることから、旅行業や酒類販売業などの免許取得が可能で、主体的な観光事業が構築できる法人格の取得が喫緊の課題になっていた。
総会では設立趣旨、定款、事業計画などを承認。任意団体時から継続して会長を務める本藤浩史氏(糀屋本藤醸造舗)が「観光のスタイルも時代の流れと共にどんどん変わっていく。皆さんと一緒にこの新しい組織をいい形に作り上げ、須坂の強みを生かした観光を推進していきたい。ご協力をお願いします」とあいさつ。
出席者からは「新しい協会を皆で盛り上げるためにも、事業計画などに会員の意見が反映できるようなシステムを考えてほしい」との要望も出された。
なお、同法人の最初の事業年度は来年3月末日まで。今まで正副会長だった7人が「設立時理事」となり、この中から本藤氏が会長(代表理事)、岡村將次氏(盛進堂製菓舗)が副会長を務める。
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