2023-04-15 09:35 am by 須坂新聞
6月にドイツで開かれる知的障害者の競技会「スペシャルオリンピックス(SO)夏季世界大会・ベルリン」の7人制サッカー(ユニファイド)に、ともに須坂市南原町の井上友博さん(30)と山本富(とむ)さん(19)が出場する。昨年11月に広島県で行われた全国大会で2人が所属する「SON・長野」が優勝を飾り、日本代表に選出された。
ユニファイドは障害のあるアスリートと同等の競技能力のある健常者が混成チームをつくり競う部門。7人制サッカーは通常の約半分のピッチを使用し、4人以上のアスリート(障害者)と3人以下のパートナー(健常者)でつくるチーム同士が競う。
井上さんは主にDFとして出場。陸上やクロスカントリーの経験もあり、豊富な運動量で攻守の中心を担っている。「攻守で仲間のピンチを助けたり、正確なパスを出せるとうれしい」と話す。
山本さんは全国大会で得点王に輝いた攻撃の要。下田有輝コーチも「シュートの正確さやパスを受ける位置など、FWとしてのセンスを感じる」と得点力を認めている。
3月29日に須坂市役所を訪れた2人は、三木正夫市長に世界大会の出場を報告し、決意表明した。
本紙の取材に井上さんは「仲間のみんなと協力して、1試合ずつ勝ちにいきたい」。山本さんは「得点を多く重ね、チームに貢献したい」と意気込みを語った。
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