2023-04-22 07:00 am by 須坂新聞
須坂市は13日、公益社団法人日本青年会議所が推進する「ベビーファースト運動」への参画を表明し、活動宣言をした。「『安心して子育てができるまち』須坂市」を目指し、妊娠・出産・子育て期の切れ目のない支援や就労支援などを充実させる。
子どもを産み育てたくなる社会を実現するための運動。企業、自治体、個人が自分たちができる具体的な行動を起こし、妊産婦をはじめ子育て世代が過ごしやすい環境を醸成していく。
市役所で活動宣言をした三木正夫市長は、2014年度から配置している母子保健コーディネーターや、16年度に設置した「妊娠・子育てなんでも相談『おひさま』」を例に挙げながら「切れ目のない支援に取り組んできた」と説明。子育てと就労の両立を支援するため、昨年度は子育て就労総合支援センター「bota(ぼーた)」を開所した。
三木市長は「今後も須坂市をあげて、市民の皆さまと共に安心して子育てができるまちをつくっていきたい」と決意を述べた。
一般社団法人須坂青年会議所の長張裕一郎理事長ら4人も同席した。長張理事長は「みんなの意識が変わり、その輪が広がっていくことでベビーファーストな社会に変わっていく」と期待を寄せた。
運動は2021年度からスタート。今年3月時点で124自治体、162企業が参画。昨年10月には長野県も参画している。県内市町村では須坂市が初という。
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