「ワイン&肉フェスin須坂」大にぎわい

2023-06-03 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂市のイオン須坂店屋上駐車場で5月27日、食のイベント「ワイン&肉フェスin須坂」があった。市内外の飲食店やキッチンカー(移動販売)事業者が出店し、さまざまな肉料理や地元産ワインなどを提供した。家族連れなど約5,200人(主催者発表)の人出でにぎわった。
 市内の若手有志でつくる「須坂のKURASHI」が主催。集客力のあるイベントを通じて須坂を広く発信し、市民が自慢できる地域をつくろうと初めて企画した。
 市内を中心に24の出店があり、牛ステーキや牛すじ煮込み、豚串、ポークジンジャー、焼き鳥、鹿肉バーガーといった肉料理が集結した。若い世代の来場者が目立ち、各ブースには行列も。好天の下で出来たての料理を味わい、和やかな雰囲気だった。
 和太鼓やバンドなどの演奏が会場を盛り上げた他、ご当地キャラクターも登場して楽しませた。
 長野市に住む30代の女性2人は普段、須坂に来る機会はほとんどないというが「お肉が食べたかったので」と足を運んだ。数種類の肉料理を食べ、ワインも堪能。「おなかがいっぱい。大満足です」と笑顔だった。
 市内で洋食店の開業を目指しているキッチン拠り所の丸山幸広さん(36)は、初めてイベントに出店し「売れ行きは良い」。市賑わい創出拠点やまじゅうのチャレンジショップで6月10日まで営業中。「須坂には個人経営のおいしい飲食店が多い。そういう所で店を出したい」と意欲を見せていた。
 主催団体代表でカネ十農園(本郷町)の藤沢拓也さん(34)によると、イベントはインスタグラムでの情報発信をメインに集客した。来場者数は目標の2,000人を大きく上回ったという。
 藤沢さんは「近隣を含めて今まで地域でなかったようなイベントを考えた。予想以上にSNSから反響が広がった。須坂の魅力を知ってもらうきっかけになればいい」と期待。
 今後の活動については「イベントを開催するだけの団体にはしたくない。ジャンルを問わず暮らしに関わる活動を楽しみながらやっていきたい」と話している。

2023-06-03 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント



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