2023-07-01 07:00 am by 須坂新聞
須坂市は本年度、デジタルを活用した「地域通貨アプリ」の導入に向け準備を進めている。市内で使える「地域ポイント」を付与し、利用してもらうことで経済の地域循環につなげる狙い。情報配信などにも役立て、コミュニティーの活性化を図る。8月中をめどにリリースする予定。
アプリは、地域通貨となる地域ポイントを付与・利用する機能の他、市や加盟店から配布できるクーポンやアンケート機能を備える。アプリの中で活用できるアプリ「ミニアプリ」には、市内のチェックポイントを周遊するスタンプラリーや、健康管理などの機能があるという。
市は、アプリ利用者を増やすために、イベントや地域活動の参加者へのポイント付与や、スタンプラリーなどミニアプリ機能を使った付与を予定。ポイント利用については、市動物園など公共施設の利用料に使えるようにする他、利用者を増やした上で、順次買い物や飲食などで利用できる加盟店を増やしていく方針だ。
22日の市議会6月定例会一般質問で、早川航紀議員の質問に答えた中島久総務部長は、「まずは健康管理やコミュニケーションツールといった部分を基本にして、アプリ導入のメリットをしっかりPRしながら、ダウンロード数を確保し、その後の地域ポイントによる地域振興につなげていきたい」と述べた。
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