【高校囲碁】須坂高が北信越大会に挑む

2023-12-02 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂高の男女5人が9、10日に福井県で開かれる第39回北信越高校囲碁選手権大会兼第18回全国高校囲碁選抜大会北信越地区予選(北信越地区高校文化連盟主催)に出場する。松本市で行われた県大会の団体戦や個人戦で好成績を残し、上位大会進出を決めた。
 県大会には4校(男女13人)が出場。男子個人戦で小林太一さん(2年)が優勝、女子個人戦で岡遥花さん(1年)が優勝、涌井琉々菜さん(同)が準優勝を飾った。男子のみ行われた団体戦は3校による総当たり戦の末、須坂が優勝した。
 小林さんは上位大会に向け、「レベルの高い相手に対して、自分がどこまで通用するのか試したい。団体戦では主将として絶対に負けられない。全勝でチームを引っ張りたい」と気合い十分だ。
 丸山陽生さん(1年)は「高校に入学してから半年間学んできたことを出せた。県大会の時よりもレベルアップして北信越大会に挑みたい」。山嵜鴻太さん(1年)は昨年入学後、フィリピンやカンボジアなどに留学。1年ぶりの出場に「状況に応じて工夫できたが、大会の雰囲気に飲まれた」とし、「次は自分の力を出し切りたい」と話している。
 岡さん、涌井さんは7月に行われた全国大会にも出場し、団体戦ベスト4に貢献。「全国の強い相手との対戦で、勉強になる点が多かった」と振り返る。
 岡さんは「北信越大会でも優勝して、全国大会の出場権を勝ち取りたい」。涌井さんは「徐々に調子を上げて、一つでも多く勝てるように頑張りたい」と活躍を誓った。
 また、小林さん、岡さん、涌井さんは来年8月に岐阜県で行われる全国高校総合文化祭囲碁部門の県代表推薦候補者となった。県大会の結果は次の通り(須坂高のみ)。
 【男子】◇団体 1位/須坂 ◇個人 1位/小林太一 5位/丸山陽生
 【女子】◇個人 1位/岡遥花 2位/涌井琉々菜
 (男子団体戦優勝高は12月に福井県で行われる北信越大会へ。男女ともに個人戦1〜3位は北信越大会のA級個人戦、4〜6位はB級個人戦に出場する)

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