2024-10-19 07:00 am by 須坂新聞
バレーボールVリーグ男子(東、西地区18チーム)の今季(2024―25)レギュラーシーズンがきょう19日、開幕する。須坂市に拠点を置く長野GaRons(ガロンズ)は、8チームで戦う東地区に所属。新リーグに移行し、昨季よりも厳しい戦いが予想される中、これまで通り独自のシステムを生かしたスタイルを貫く。個々の力ではなく、チーム力で勝利を目指す。開幕2連戦は、ホームの市民体育館で北海道イエロースターズと対戦する。試合は19日が午後2時、あす20日は正午開始。
昨季まで1部のヴォレアス北海道(今季から大同生命SVリーグ)でプレーした主将の酒井がチームを引っ張る。4季ぶりに古巣に復帰した。「抜群のリーダーシップがある」(篠崎監督)と信頼も厚い。
ヴォレアスでは「より緻密な戦略や準備に驚かされた。一人一人のプロ意識の高さも学んだ。惜しみなく伝えていきたい」と酒井。勝利を目指しながら、今後を見据えチームの成長にも重点を置く。
攻守の主力選手が入れ替わる中で、今季はセッター2人を擁して臨む。経験豊富な高井と新人の志水が司令塔を務める。
高井は「自分以外にセッターがいるのは頼もしい。今季は格上のチームが多く1人でトスを上げていては勝てない」と受け止める。自身の強みは培ってきたコンビの精度。「(志水と)2人の持ち味を生かして勝ちたい」と力を込める。
志水はライトへの速いトスなどが特長。機動力の高さにも期待がかかる。「チームでは速いトスを求められているので自分のスタイルに合っている。ディグにも自信がある。レギュラー争いをして勝利に貢献したい」と意気込む。
篠崎監督は今季のチームについて、3部で準優勝した昨季よりも「総合的なチーム力は上」。これまでと戦い方は変わらないが、新戦力の加入などで選手層に厚みが増した。より一層システムを浸透させてレベルアップを図る。「個々の技術が高いチームにどれだけ通用するか。今までと変わらず泥くさく、粘り強く、一球一球を大事にしてほしい」と期待を寄せる。
攻撃陣をけん引するオポジットの常田は、切れのあるプレーが持ち味だ。「速いトスをいかに広角に打ち分けられるか。高さのあるチームが多くなる。ブロックアウトを取ったり、コートエンドを狙って打ったりと、工夫をしながら戦いたい」と闘志を燃やす。
アウトサイドヒッターの酒井は「困ったときに助けられるようなプレーをしたい。チームの精神的な支柱になれるように」と語る。
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