2025-03-29 10:40 am by 須坂新聞
ホームで迎えた今季最終戦を勝利で締めくくった。前日に連敗から脱出した長野GRは、この日もペースを握った。2セットを連取すると、第3セットは相手を大きく引き離して圧倒した。ブロックが光った小林雅は「追求してきたブロックで貢献できて良かった」。酒井主将は「相手のミスも多かったが自分たちのバレーができた」とうなずいた。
新リーグに移行した今季は、格上チームとの対戦が増え、厳しい戦いが続いた。「負けるようなことはしてこなかったが、中盤ぐらいから苦しい展開になった。采配の影響もあったと思う」と篠崎監督。「さらに上を目指すには、いろいろなことを綿密にやっていく必要がある」とする。
酒井主将も「結果だけ見ると8チーム中6位で、目標は達成できなかった」とする一方、選手一人一人の意識が高まり「チームとして成長できた」との手応えもある。
主将として勝利とは別に重視してきたのは「成長」だ。体づくりや練習内容、食事、睡眠など、昨季までプレーしたヴォレアス北海道(昨季V1)での経験を古巣に還元。「成長するための基盤はつくれた。今後はより高い目標を掲げた上で、自分たちの形をつくっていくことが必要」と語る。
主力としてチームを引っ張ったアタッカーの常田は「中盤以降は相手チームに対策され決定力に欠いた。来季はシーズンを通して通用するプレーを求めていきたい」と強調。
司令塔の志水は、今季で引退する高井にプレー、メンタル両面で支えてもらったとし、「来季は責任を持ってガロンズを勝たせていけるセッターになりたい」と誓った。
酒井主将は「より質の高い、強いチームをつくっていきたい」と来季を見据えた。
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